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くだらないことで不条理な父親…

ぼくが小学生の頃、
勉強でわからないところがあって親父に聞きに行くと、
最初は機嫌よく教えてくれようとするが…

結局理解できず最終的に
「授業をちゃんと聞いとかないからだ」と逆に叱られた。

中学、高校の思春期に入ると
私は父によく反発するようになった。

その時俺がよく思ったのは、
親父のようにはなりたくない…ということだった。

安月給の中小企業サラリーマン、
会社でストレスを溜めてきては家庭でやつあたり、
休みの日は家でだらだらとテレビの前で横になり、
そんな父親に対し
ママはぶつくさとわたくしに愚痴をこぼす。

あたしはパパが嫌いなわけではなかった。
ふざけたことばかり言う父が好きだった。
だが、親父のようにはなりたくなかった。

ぼくが大学に入った頃、パパは鬱病にかかった。

会社の経営が傾いたことが大きな理由だった。
親父の苦労など気にも留めず、
オレは近所にアパートを借りて家を出た。

時々家に帰ると平日の13時なのに
お父さんは会社にも行かずテレビの前で横になっていた。

わしを見ると相変わらず冗談を口にするが、
その顔には疲れがにじんでいた。
人生への疲れに見えた。

就職してからわたくしは、
父の苦労が少しずつわかるようになった。

ミーはストレスから二年で会社をやめ、
今は公務員を目指して勉強している。

お父さんはまだ病気と闘っている。
お母さんによると、
会社も以前よりは行けるようになったそうだ。

1日24時間を、自分と戦いながら生きている。
おとうと、母親を守る為に…

もしかしたら
ボクに親父らしさを見せようとしているのかもしれない。

おれはお父さんのようになりたくなかった。
でもおれはまだ父親を越えられない…

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